鳥頭

Android版Spotifyのローカルファイル機能で、特定の音声ファイルを読み取られたくない場合

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PC版だとローカルから音声ファイルを読み取るフォルダを指定することが可能です。
ですが、Android版のSpotifyにはそのような細かい指定までできる機能は存在しません。(iOS版は不明)

そこで、どうしたら特定の音声ファイルをSpotifyに読み取られないようにできるのかを調べてみました。

アプリに付与された権限を確認

まずは、アプリに付与している権限を確認して、どういう場所から音声ファイルを読み取っているのかを調べてみました。
すると、音声とオーディオという権限が付与されていることが判明しました。

この権限は共有ストレージからの音声ファイルの読み取りを許可すると書いてあります。
ここで気になるのが、共有ストレージというワードです。調べてみましょう。

共有ストレージとは

ユーザーやアプリ(権限があれば)が読み書きできる共有の永続ストレージです。
分かりやすく言うと画像や音声ファイル、ドキュメント、ダウンロードしたファイルなどが含まれている場所です。(詳細はAndroid Developersを参照)

Android Developersのドキュメントを見てみると、音声ファイルの共有ストレージとして扱われているディレクトリの一覧が書いてあります。

  1. Alarms/
  2. Audiobooks/
  3. Music/
  4. Notifications/
  5. Podcasts/
  6. Ringtones/
  7. Movies/
  8. Recordings/ (Android 11以降)

以上、と言いたいところですがSpotifyはPictures/DCIM/Download/にある音声ファイルも認識しているようなので、正確にはよくわかりません。(教えて詳しい人)

Spotifyが読み込む音声ファイルの範囲

ディレクトリ読み取り
Alarms/
Audiobooks/
Music/
Notifications/
Podcasts/
Ringtones/
Movies/
Recordings/
Download/
Pictures/
DCIM/

といったところでしょうか、正確ではないかもしれません。
ただ、特定のフォルダは読み取っていないと思われるので、自分で適当なフォルダを作ってそこに音声ファイルを入れちゃえばSpotifyに認識されなさそうです。

解決方法

ということで、手元でも試した結果Spotifyが認識できないディレクトリを新しく作って、そこに読み取らせたくない音声ファイルを配置することが解決方法になります。

例えば、Files by Googleなどのファイルエクスプローラーを使って、内部ストレージ上に.Musicといった名前でディレクトリを作成し、そこに音声ファイルを移動させるだけでSpotifyのローカルファイルにその音声ファイルが表示されなくなります。